石けんとシャンプーの違い[お店で迷わない]

石けん
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こんにちは。orinekaです。

石けんシャンプーって、髪に優しそうだから使ってみたい!

石けんとシャンプーは何が違うの?

店でどれが石けんなのか見分けられない!

今回は、これから石けんで頭を洗おうと考えている方や、石けんとシャンプーの見分けがつかず買えなくて困っている方に向けて書いていきます。

今まで使ってきたシャンプーと石けんは、見た目は白くて似ていますが、成分からしてまったくの別物です。

でも同じような容器に入っていて、初心者の方には見分けるのは難しいことも多いです。

そこで、店先で商品を手に取ったときに見分ける方法を最初にご紹介し、その後で具体的な成分の違いの話をしていこうと思います。

シャンプーと比較したときの石けんの使い心地についても触れているので、石けんに変えたときのイメージがわきやすいですよ

[結論]

  • 成分表示が長すぎず、「石けん」の文字があったら石けん
  • 石けんのほうが洗い心地はサッパリ

石けんとシャンプーの見分け方のコツ2点

手にした商品が「石けん」なのか分からない時は、クルッと裏返して成分表記の欄を見てみましょう。判断基準は次の2点。

  1. 成分の文字が多すぎるものは除外する
  2. 「石けん」の文字が入っているかどうか確認

成分の文字が多すぎず、「石けん」の文字が入っている」なら、それは石けんです。

具体的に見ていきましょう。

成分の文字が多すぎるものは除外

例として、特徴が異なる4つの商品の成分表示を並べてみます。上が石けん、下がシャンプーです。

  成分
添加物多めパックスナチュロンシャンプー水、カリ石ケン素地、グリセリン、トコフェロール、香料、クエン酸
添加物少なめシャボン玉 無添加せっけんシャンプー水、カリ石けん素地
石けんの成分表記
  成分
添加物多め花王 メリット シャンプーグリチルリチン酸ジカリウム、水、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、硫酸アンモニウム液、ラウレス硫酸Na、ラウリルヒドロキシスルホベタイン液、ラウリン酸アミドプロピルベタイン液、エタノール、POEステアリル エーテル (以下略)
添加物少なめDove(ダヴ) モイスチャーケア シャンプー水、ラウレス硫酸Na、ジステアリン酸グリコール、コカミドプロピルベタイン、塩化Na、トレハロース、グルコノラクトン、アルギニン (以下略)
シャンプーの成分表記

成分がたくさんあってクラクラしそうですが、選ぶコツ一つ目は「成分の文字が多すぎるものは除外する」です。読んでいて頭がクラクラしそうなものは、石けんではないということですね(人によるか)。

実はシャンプーのほうはこれでも成分を書ききれませんでした。実際はこれの3倍くらいあります(2つとも)。

カタカナが羅列されているものの中に石けんがある可能性は低いので、長すぎると思ったら候補から外しましょう。

物にもよりますが、だいたい4行以上成分が書かれているものは除外できるでしょう。

「石けん」の文字が入っているかどうか確認

もう一つ注目していただきたいのは、成分の中に「石けん」が入っているかどうかです。先ほどの表を見返していただきたいのですが、石けんのほうは「石けん」という文字がありましたよね? 一方、シャンプーのほうからは見つかりません(省略した中からも見つかりませんでした)。

一応、ここに挙げた以外の石けんとシャンプーについても、それぞれ全成分を調べました。私が調べた限り、ミヨシ石鹸の最近の商品を除き、この2つのポイントで判別できない例はありませんでした。

調べたのは次に挙げる石けんとシャンプーです。

[石けん]

  • ミヨシ石鹸 無添加泡のせっけんシャンプー
  • シャボン玉 EMせっけんシャンプー
  • NATUXIA パックスオリーシャンプー

[シャンプー]

  • パンテーン エクストラダメージケア
  • オクト 薬用シャンプー
  • SINCE beaute(シンスボーテ)
  • TSUBAKI(ツバキ) プレミアムモイストシャンプー
  • haru kurokami スカルプ
  • BOTANIST(ボタニスト)
  • カウブランド 無添加シャンプー しっとり

ミヨシ石鹸は成分表記を国際基準に基づく「全成分表示」に変更したため、最近売られている商品の成分表示には「石けん」の表記がありません。ただ中身は変わっておらず石けん成分のみなので、ミヨシ石鹸ブランドのシャンプーは正真正銘「石けん」です。

ですので、石けんを選びたいときは、

成分の文字が多すぎず(目安は3行以内)、「石けん」の文字が入っている

この条件に合うかどうか確認しましょう。

使い心地の違い

ここまでは石けんの見分け方について見てきましたが、具体的な使用感を知りたい方も多いかと思います。買った後、使ってみたらどんな感じかというのはあらかじめ知っておきたいですよね。

石けんは「サッパリ」

一般的に、石けんは洗浄力が強いです。しっかりと泡立っていれば皮脂をしっかりと落としてくれますし、特に無添加の石けんはヌルヌルするような添加物が入っていないので、洗いあがりはサッパリします。

ただ、特に髪が長い方だと気になると思うのですが、キシキシとした感じにもなります。そういう意味では、洗浄力が強いのは一長一短ですね。

キシキシ感を解決する方法についても記事を書く予定です。完成しましたらここにリンクを貼りますので、ご覧ください。

シャンプーは少しヌルっとした感じ

一方、シャンプーは石けんと比べると、洗い終わったときに少しヌルっとした感触があります。あくまで比較した場合ですが。

私は使ったことがありませんがシリコンシャンプーだと髪の表面にシリコンの膜ができるようですし、ノンシリコン(シリコンが入っていない)シャンプーでも保湿成分などが残るためか、ジトっと湿った感じになります。

シャンプーのこの感触を覚えておくと、石けんで頭を洗ったときにサッパリ感がよく分かるんじゃないかと思います。

まとめ:石けんとシャンプーの違い

今回は石けんとシャンプーの見分け方と使用感の違いを解説しました。

石けんを見分ける手順は

  1. 成分の文字が多すぎるものは除外する
  2. 「石けん」の文字が入っている

です。買うときに参考になれば幸いです。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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