「記事も書けたし、まだブログ始めて1週間だけどグーグルアドセンスに申し込もうかな」
「『価値の低い広告枠: コンテンツが存在しない』と出たけど、記事はたくさん書いたよ。どうなってるの?」
このような状態の方にぜひ読んでいただきたい記事です。
こんにちは。orinekaです。
先日、私はグーグルアドセンス(グーグルの広告を自分のブログに掲載するための審査)に申請し、落ちました。そのときに理由として挙げられていたのは『価値の低い広告枠: コンテンツが存在しない』でした。
でも記事は20個書きましたし、どれもコピペなどではないオリジナルコンテンツ。「何記事書けば審査に通る」といった絶対の基準はないですが、一般的には10記事くらい書いておけば通る人が多いと聞いています。そんな中、20記事書いて「コンテンツが存在しない」なんて言われても困ってしまいますよね。
それでしばらく考えていくうちに、ある2つの原因にたどりつきました。1つは他のブロガーの方もよくおっしゃっていることですが、もう1つは今まで調べた限りではあまり出てこなかった情報です。
今回は、私が考えるグーグルアドセンスに受かるために重要な2つのことについて見ていこうと思います。やるべきことを実際の画面を使って説明しているので、初心者の方も問題なくこなせますよ。
2021/3/11追記:これらのことに注意して再度申請した結果、2回目で合格することができました。
[結論]
グーグルアドセンスに受かるために重要だと思うこと
- 1つのカテゴリーの中に2記事は入れる
- Googleのインデックスに登録申請する(Googleに記事を認識してもらう)
一般的に重要とされていること
グーグルアドセンスの審査に合格するためにどうすれば良いのか、私もネット上の情報を探し回りました。その結果、多くの方が言われていることとして、
- 5記事くらいは書く
- プライバシーポリシーのページを作る
- プロフィールのページを作って自己紹介する
- お問い合わせフォームを作る
このようなことが挙げられました。
私もこれらの条件は満たした上で申し込みましたが、結局通らず。時の運ということもあるそうなのでもう1回申請したら受かるかもしれませんが、やはり多少は悪かったと思われるところを改善してから臨みたいところです。

悪いところを直しておくのは当たり前でしょう

いやでも、本当に運の要素もあるらしくて・・・。
ごめんなさい、言い訳しないでちゃんと直します
落ちて分かった、重要かもしれないこと2つ
引っかかったのはGoogleからのメールに書かれていた『価値の低い広告枠: コンテンツが存在しない』でした。20記事は書いているのにコンテンツが存在しないなんて・・・。
しばらく謎でしたが、ちょっと考えてみて思い当たることが2つありました。
1つのカテゴリーの中に2記事以上用意する
私の場合はブログでこれから書く記事のジャンルがある程度決まっていたため、あらかじめカテゴリーをいくつか作っておいたのですが、その中に1記事しか入っていないカテゴリーがありました。
中身がない or 少ないカテゴリーがあるとブログコンテンツそのものが少ないと判断されてしまうことがあるようです。

ブログ全体で記事数が足りていればいいんじゃないの?
私もそう思っていたのですが、どうやら違うようです。
というのも、ブログの中には各カテゴリーのページがあり、記事がなかったり少なかったりするカテゴリーのページは中身がすかすかになってしまいます。
そのページをグーグルが見れば「白紙のページがあるぞ。このブログ中身がないんじゃないか?」と判断されてしまい、広告審査で落とされることがあり得るのです。
空っぽのページがないようにするために、記事がない or 1記事しかないカテゴリーを作らないようにしましょう。
Googleのインデックスに登録申請する(サーチコンソールの使用)

ここがこの記事の本題です。
ここまでブログの中身を充実させることの大切さを語ってきましたが、もう一つ見落としがちな点があります。それは、
「ブログの中身が充実しているとGoogleに判断してもらえること」
ただ書けばいいだけではなく、書いた記事をGoogleに知ってもらう必要があります。
そもそもブログの記事がGoogleに認識されていなければ審査のしようがありません。記事を新たに書き上げて「さぁ、これを読んで審査してください」と言っても、その記事がGoogleに知られていなければ評価できませんよね。
新しい記事を書いてブログを更新すると、Googleが巡回に来てインデックス(検索結果に表示する候補のリスト)に登録してくれます。「インデックスに登録された=Googleに記事の存在を認識された」ということになるわけです。

ところがブログを始めたばかりのときは巡回頻度が少ないために、なかなか新記事がインデックスに登録されません。この状態で審査に出しても、
「審査してって言っているけど、記事の数が少ないよ。もっと充実させてからまた受けてね。」
と突っぱねられてしまうわけです。
それを防ぐために大事なのが、「Googleのインデックスに登録申請をする」こと。「記事を書いたから見て!」とアピールすることでより早く記事の存在を知らせることができます。
ここで使うのがサーチコンソール(Google Search Console)です。ここからは実際の画面を使ってやり方を解説していきます。3ステップだけで終わるので難しくありませんよ。
1. サーチコンソールの「URL検査」をクリック

トップ画面の左側にある「URL検査」をクリックします。
2. 調べたいブログのアドレスをコピー&貼り付け

『「(あなたのサイトのアドレス名)」内のすべてのURLを検査』のところに調べたいページのアドレスをコピーして貼り付けます。
アドレスは画面の上のほうにあるバーを見れば分かります。例えばこの記事では「https://orineka.com/697/」と書いてあるのがアドレスです。
Chromeで見ている方はhttps://が省略されて「orineka.com」から始まっていると思います。
3. 登録されていないときは申請
調べたページがインデックスに登録されていない(=Googleに知られていない)と次のような画面が出ます。

この画面が出たときは赤丸で囲んだ「インデックス登録をリクエスト」をクリックします。
「URLはGoogleに登録されています」となっていたら、この手順は必要ありません。
これで申請が完了です。後はインデックスに登録されるのを待つだけです。
まとめ:グーグルアドセンスに受かるために
私がグーグルアドセンスに受かる上で重要だと考えるのは、
- 1つのカテゴリーの中に2記事は入れる
- Googleのインデックスに登録申請する(googleに記事を認識してもらう)
この2点です。
グーグルアドセンスに受かりたいと思っている方はネットでいろいろ検索をして情報を集めていると思います。1つ目の「空白のカテゴリーを作らないこと」については聞いたことがあるという方もいるでしょう。
ただ2つ目の「インデックス登録申請」についてはあまり聞かない気がします。記事を書いてから時間が経てば勝手に登録されるので話題にならないのかもしれませんが、ブログを始めたばかりの方は登録されるのに時間がかかるため、その前にアドセンス申請をしてしまうと「中身がない」と判断されてしまう恐れがあります。
サーチコンソールでの作業で記事をGoogleにアピールしておきましょう。そうすることでブログを始めたてでもアドセンスに合格できる可能性が高まるかもしれませんよ。