固形石けんをカビさせない方法[換気、石けん置き]

石けん
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こんにちは。orinekaです。

今回は、

洗顔のために固形の石けんを買ったんだけど、前にカビでダメにさせてしまったことがある。そうならないように予防したい

石けん置きを買おうとしているのだけれど、水がたまると良くなさそう。どんなのを買えばいいんだろう?

といった要望やお悩みにお答えしていきます。

私も最初はあまり考えずに固形石けんを使った結果すぐにダメにしてしまった経験があります。この記事でご紹介している換気や穴がある石けん置きの活用によって、一つの石けんを飛躍的に長く使えるようになりました。

この記事では、石けんをすぐに劣化させることなくなるべく長持ちさせる方法をお伝えできればと思っています。大きく2つのポイントをお話しした上で、具体的な商品の選び方や素材についても深堀りしていきます。

[結論]

  • 固形石けんを長持ちさせる方法
    • 換気をして湿気を減らす
    • 水がたまらない石けん置きを選ぶ

石けんを長持ちさせる方法

さっそく本題に入っていきますが、その前に一つだけ。

そもそも石けんに使用期限ってあるの?

と疑問の方はいらっしゃいませんか? 石けんの容器やパッケージを見ても、食べ物の賞味期限のような日付が入っておらず困惑している方もおられるんじゃないでしょうか。

結論から言うと、過酷な環境に置いていなければ石けんは3年以上持ちます。基本的には長持ちしますので、保管期限を気にしすぎる必要はありません。

詳しくは下の関連記事をご覧ください。

でも、『過酷な環境』っていうのが気になる。風呂場って湿気が高いし、保管には良くないんじゃない?

と思われた方、そのとおりです。

関連記事にも書いているのですが、次のような環境で保管すると劣化が早まってしまいます。

  • 直射日光が当たる
  • 湿度が高い

これを避ければ長く使えるということになりますが、固形石けんは洗顔などで使うことが多いため、風呂場や洗面所に置いていることも多いと思います。そうすると見事に「過酷な環境」に当てはまってしまうんですよね・・・。

そこで、ここからは少しでも置き場の環境を良くするためにできることをご紹介します。

換気をする

換気

風呂場や洗面所の窓やドアを開けるか、換気扇をつけて換気をしましょう

湿気が高い風呂場では床やタイルのすき間にカビが生えやすいことからも分かる通り、ジメジメした状態を長く放置しておくとカビの繁殖につながります。石けんも同じです。

換気扇を回すか窓を開けることで湿気を外に追い出し、ジメジメした状態が続かないように心がけましょう。風呂場と洗面所それぞれに窓がある場合は両方開けておくと、風が通り抜ける道ができるためより早く乾くようになります。

寒い冬場などで窓を開けるのが難しいときは換気扇を回し続けてください。

水がたまらない石けん置きを選ぶ

もう一つ湿気を防ぐ上で大事なのが石けん置きです。固形石けんだと置き場が必要になりますよね。

この石けん置きに水がたまってしまうと石けんがずっと水に触れた状態になり、劣化が早まったりカビが生えたりする原因になります。ただ底がへこんでいるだけのものではなく、底に水抜き用の穴があいているものや、壁に直接つけることでそもそも水がたまらないものを選ぶようにしましょう

私も穴があるタイプとないタイプ両方を使ったことがありますが、穴がないタイプでは石けんがヌメヌメしてしまったのに対し、穴があるタイプではすぐに乾くため衛生的に使えました。

具体的にどんなものを選べば良いのか、ここではタイプ別に3種類ご紹介します。

底がスリットになっているタイプ

よく見かけるのが、縦に細長い穴があいているタイプ。私も長い間このタイプを使っていました。置き場としてしっかり機能しつつ、穴が大きいためにしっかりと排水することができます

実店舗ではもちろん、通販でもバリエーションが豊富なのも良いところだと思います。壁や床の色に合わせて選びたいといった希望がある場合でも、条件に合う商品が見つかりやすいです。

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2つ目はスポンジタイプ。排水性については抜群でしょう。細長い繊維がかたまりになっているだけなので、どこもかしこも穴だらけ。ただ水を抜くだけでなく吸水性もありますから、早く乾かすにはもってこいのタイプです。

もう一つ良いのが、触ったときにヌルっとしないこと。前にご紹介した「底がスリットになっているタイプ」だと触れたときに水分でヌルっとしているときがあります。一方スポンジであれば、キッチンで皿を洗うスポンジを想像していただければ分かるようにカラっとした感触です。

好き好んで触ることは少ないかもしれませんが、掃除のときなどはあまり抵抗なく扱えるのではないでしょうか。

ソープホルダー

3つ目はホルダータイプ。壁に直接貼り付けるタイプですね。

そもそも容器の形になっていないので、水がたまることがありません。今回ご紹介した3種類の石けん置きの中では排水性は断トツです。

また壁や鏡に取り付けることができるのでスペースの節約にもなります。風呂場ならシャンプーやボディーソープの容器、洗面所なら歯ブラシや歯みがき粉などいろいろ置きたいものがあります。固形石けんをドーンと置いてしまうとけっこう邪魔になりますが、このホルダータイプは宙に浮いた形になるので場所を取りません。

デメリットは安定しにくそうなのと、交換するのが手間なことですかね。壁につけるために吸盤やマグネットなどが使われていますが、どちらも力を入れすぎると外れてしまいます。石けんを手に付けるときは手にこすりつける形になるため、物によっては耐えきれずにとれてしまうことがあるかもしれません。

それから、石けんが小さくなって新しいのに交換するときにちょっと手間がかかりそうです。ただ置くだけのものとは異なり、部品を石けんにガシっとはめ込まないといけませんからね。

木製だとベスト

これは一つ目の「底がスリットになっているタイプ」に限られてしまう話かもしれませんが、プラスチックのものよりも木でできているもののほうが良いかもしれないと感じています(私はプラスチックのものしか使ったことがないため、推測の形になってしまいます。申し訳ありません)。

理由は2つあり、

  • 木そのものに吸水性がある
  • プラスチックよりも長く使える

からです。

木でできた家には調湿性があり、夏のジメジメする湿気を吸収して湿度を快適に保ってくれるという話を聞きます。木材自体が水分を吸収してくれるため、その効果がないプラスチックよりも早く石けんが乾くわけです。

また、手入れの状態にもよりますが、石けん置き自体の寿命にも違いがありそうです。私は木でできたまな板を使っているのですが、よくあるプラスチック製のものだと包丁でできた傷に菌が入り込んで黒ずみやすいのに対し、木製のものは木が持つ抗菌作用や穴をふさぐ作用(時間が経つと木が膨張して傷口がふさがれるようです)があるからか、トラブルなく長く使えています。

これはおそらく石けん置きに関しても同じだと思われます。使った後乾燥させないとプラスチックよりも早く劣化してしまうため、前に書いた「換気」をしていることが前提ではありますが、使い捨てをせずに長く付き合っていけるのではないでしょうか。

液体石けんを使う手もあり

ここまで固形石けんを使うときのお話をしてきましたが、洗顔や手洗いは液体石けんでも行うことができます。いちいち管理に気をつかうのが面倒な場合や、自分に合った石けん置きが見つからない場合は液体石けんを使ってみるのも良いでしょう。

液体といっても泡で出てくるタイプが多いので、泡立てる手間をかけることなくワンプッシュですぐに使えます。

また成分についても、無添加の石けんであれば中身は同じですので、顔に使うのをためらってしまうといった心配もありません。洗顔も手洗いも、同じ商品で安全に行えますよ。

下に、私が普段洗顔と手洗いに使っている液体石けんを載せておきます。

一つ注意点としては、人によっては顔に使うには洗浄力が強すぎると感じられるかもしれないため、洗顔に関しては一度少量でテストしてみてください。

「効果が強すぎてヒリヒリしてしまう」といったトラブルがあるときは手洗いだけに使うようにしましょう。手の皮膚は顔ほど敏感ではないため、トラブルは少ないんじゃないかなと思います。

まとめ:できれば石けん置きまでこだわりましょう

ここまで固形石けんを長持ちさせる使い方について見てきました。

ポイントは、

[固形石けんを長持ちさせる方法]

  • 換気をして湿気を減らす
  • 水がたまらない石けん置きを選ぶ

です。

そしておすすめの石けん置きのタイプとしては

  • 底がスリットになっているタイプ
  • スポンジ
  • ソープホルダー

の3つがあるので、この中から好みに合うものを選んでみてください。 最後までご覧いただきありがとうございました。

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