こんにちは。orinekaです。
今回はリンスの作り方を、使ってみた実体験の結果とあわせてお伝えします。
別の記事(石けんを使った体の洗い方)で石けんを使ったシャンプーについても軽く解説したのですが、石けんシャンプーにつきまとう最大の難点が「髪がきしむ」ことなんですよね。
私は短髪ですが、それでも髪をとかそうとクシを入れようとしても引っかかって入らないくらいにきしみます。時間がたてば普通の状態に戻るんですが、そうは言っても気になりますよね。長髪の方であれば石けんシャンプーをやめようと思うかもしれません。
ただ、これにははっきり効く解決法があります。それがリンスをすること。
でも、今までのリンスとは違うんです。
「石けんシャンプーをやって髪がギシギシになってしまった」
「せっかく石けんで髪を洗ってみたけれど、普通のリンスを使うしかないか・・・」
「何で石けんに対してはクエン酸とか持ち出してこないといけないの?」
こんなトラブルを抱えている方やあきらめかけている方、疑問に思った方はぜひこの記事をご覧ください。
実際に石けんシャンプーを試してみているけれどうまくいかないという方は、下の関連記事でコツを4つご紹介しているのでそちらを先に試してみてください。
[結論]
- リンスの仕方は2パターン
- 専用リンスを買う
- クエン酸で自作する
- 普通のリンスでは石けんシャンプーの意味がなくなってしまう
リンスの仕方
方法をお伝えする前に、リンスをする上で注意していただきたい点があります。
これから2種類のリンスの方法をお伝えしますが、「すすぎをした上でリンスをする」という点は共通なので、ここはしっかり守るようにしてくださいね。
専用リンスを買う

1つ目は石けんシャンプー用に売られているリンスを買う方法。今までもシャンプーとリンスをセットで買っていた方も多いかと思いますが、そのセットを石けんの商品に置き換えるだけです。
メリットは何と言っても「手軽なこと」。商品選びさえ間違わなければ、買ってきてシャンプーのとなりに置くだけです。
使い方も今までと同じで、シャンプーが終わったらリンスを出して髪につけ、洗い流します。
- 石けんシャンプーをやり始めたばかりで石けんに慣れていない
- 面倒くさいことは一切やりたくない
こんな方にピッタリな方法です。
デメリットは「費用が若干高め」なことと、「風呂場の容器の数が増える」こと。
値段に関しては石けんシャンプーと同じか、少し高い印象です。石けんシャンプーをもう1個買う感覚ですね。

石けんシャンプーですら勇気を出してお金を出したのにさらにリンスなんて!
という方は次に紹介するクエン酸リンスのほうが安上がりです。
またリンスの分容器の数が一つ増えるので、風呂掃除の手間が若干増えます。今までより1個余分にどかして掃除しないといけませんから。まぁ、これに関してはむちゃくちゃ負担になるわけではありませんし、最悪捨ててクエン酸リンスに移行すればいいだけですから、そんなに気にする必要はないとは思います。
クエン酸で作る
2つ目のやり方は自作すること。自作というとハードルが高そうですが、手順は簡単です。
- 洗面器にお湯をためる
- クエン酸を大さじ1入れる
- 髪を洗い流す
このやり方のメリットは追加の費用がほとんどかからないこと。石けんを取り入れている方は、クエン酸を掃除に使っている方もけっこう多いんじゃないでしょうか。
すでに持っていれば追加費用0円で行えますし、新たに買うとしてもリンスを追加で買うよりはるかに割安です。
デメリットはちょっと面倒なことと、クエン酸の量の調節に手間取るかもしれないことです。
やり方が難しいわけではないのですが、準備が面倒と思う方はいらっしゃるかもしれません。お風呂に入る前にクエン酸を洗面所に準備しておかないといけないので、冬なんかだと寒くて「ちょっと扉を開けるだけでも嫌!」という気持ちになりがちです。
また、クエン酸を入れすぎると、髪が油っこくなってしまいます。ギシギシよりはましかもしれませんがギトギトした感じになってしまうので、それはそれで気になってしまいますね。
私も、最初は効果を出したいと思って入れすぎてしまい、髪がヌルヌルな状態になってしまったことがあります。また洗い直すはめになってしまい、後悔しました。
クエン酸は入れすぎても良くないので、大さじ1杯の量は守るようにしてください。
どれくらい効果があるの?
想像しているよりも効果があります。
私は最初にこの方法をやってみたのですが、きしみがなくなってまろやかな髪になったことが、髪を触るとすぐに分かりました。
やる前は「まぁ、多少はギシギシ感もマシになるかな」くらいの感覚だと思うんですが、あまりの髪質の変わり様に驚くんじゃないかと思います。
今までのリンスは使える?

不可能ではありませんが、基本的には使えません。
なぜかというと、石けんでシャンプーをした意味がなくなってしまうからです。
石けんでシャンプーをしようと考えたのは髪へのダメージを気にしてではないかと思います。ところが今まで使っていたリンスを使ってしまうと、逆にダメージが大きくなってしまうんです。
簡単に原理を説明すると、髪の毛を含む人の肌は皮脂の影響で弱酸性になっています。ところが石けんはアルカリ性なので、石けんで髪を洗った直後はアルカリ性に傾き、一時的に髪の毛が痛んだ状態になります(すこし経てば皮脂が分泌され、元の状態に戻ります)。
リンスは髪が痛んだ状態で行うので、今まで使っていたリンスを使うとその成分が吸収されてしまうというわけです。せっかく今までのシャンプーに入っていた成分を気にして石けんに変えたのに、これでは逆効果です。
ですので、今まで使っていたリンスは極力使わないようにしてください。
まとめ:石けんシャンプー用リンスの作り方
リンスの仕方や使い心地は想像できましたでしょうか。
失敗が少ないという点では、リンスを買ってきてしまったほうがすでに完成されているので良いかもしれませんね。
クエン酸リンスをやる場合は量を守るようにしてくださいね。目安は「大さじ1杯」です。
最後までご覧いただきありがとうございました。