「石けんで髪を洗ったら白いのがついた。これってフケ?」
「なんか髪がギトギトしている。解消する方法を知りたい」
こんにちは。orinekaです。
今回は石けんシャンプーをしてみたけれどうまくいかない方のために、改善が見込める正しい洗い方をご紹介します。
石けんシャンプーを始めてみたはいいけれど、結果に満足できない人も多いかと思います。私もその一人でしたし、「石けん シャンプー」で検索してみると「きしむ」、「フケ」など良くないキーワードがくっついてきますので、悩んでいる方が多そうです。
この記事では石けんシャンプーの正しいやり方を解説していきます。私自身3年ほど石けんシャンプーをしていますが、フケ(正確には石けんカス)は最初に出ただけで2年以上出ていませんし、髪のギシギシ感も洗った直後に一時的にするだけですぐに直るようになりました。
正しいやり方をすべて試しても対処しきれないときの最終手段(というと大げさですが)も用意しているので、ぜひ最後までご覧ください。
[結論]
- 石けんで上手に髪を洗うコツ
- 事前にお湯をかけ流す
- よく泡立てる
- 揉み洗いをする
- すすぎも念入りに
- それでもダメならリンスをする
石けんで髪を洗うコツ
さっそく、実際に髪を洗うときの動作の順番に沿ってコツを5つ(最終手段も含めて)ご紹介していきます。
事前にお湯をかけ流す
おそらく多くの方が、シャンプーを髪につける前に軽く髪を濡らすと思います。これを今までよりも念入りに行いましょう。
石けん(特に無添加のもの)はいきなり手ごわい汚れに直面してしまうと、思うように効果を発揮することができません。石けんを使い始める前に、水に溶ける汚れや大きな汚れ(ホコリなど)は洗い流しておくことが大切です。
ちょっと髪を濡らす程度ではほとんど汚れが落ちませんから、洗い終わりにすすぐのと同じくらいの労力をかけて洗いましょう。洗面器に貯めたお湯をかけ流す場合は一気にかけるのではなく、チョロチョロとお湯を頭上から垂らしつつ、空いた手を使って髪をすくようにするとより効果的です。
よく泡立てる
石けんを髪につける前に、よく泡立てておきましょう。これは石けんの洗浄力を最大限に引き出すためです。
石けんは普通のシャンプーとは異なり、見た目で洗浄力が残っているかどうかが分かります。
- 泡立っている→汚れを分解する力が残っている
- 泡が消えている→もう使えない
ですので、洗い始める前によく泡立てておくことが重要になります。固形石けんを使っている方は泡立てネットなどを使うと良いと思います。よく揉んで、ふかふかの状態にしておきましょう。
液体の石けんシャンプーを使っている方は特に気にしなくて大丈夫です。最初から泡の状態で出てくると思いますので、そのまま使ってください。
揉み洗いをする
いよいよ洗う作業に入ります。このときのコツは「汚れをかき出すように洗う」こと。
泡で髪の毛についた汚れを浮かせるようなイメージで行うと良いでしょう。
シャワーで丁寧にすすぐ
すすぎのときにも気を抜かずに。ここをおろそかにすると髪を洗った効果が半減してしまいます。
石けんは水に触れるとすぐに弱まって汚れを放す性質を持っており、中途半端に水をかけるだけだとせっかくつかんだ汚れが放たれてしまい、また髪にくっついてしまいます。これでは、せっかく洗ったのに元の木阿弥です。
そうならないよう、時間をかけて丁寧にすすぎましょう。全体的にまんべんなくお湯をかけます。シャワーだと一度に広い範囲を洗い流せるのでベストです。
最終手段:リンス
ここまでのコツを試してみたけれど、やっぱりうまくいかない
そんな方におすすめするのが「リンスをする」ことです。詳しいやり方については別の記事で解説しています。
私は普段はリンスをしません。ここまでの4つのコツで十分だからです。髪がつっぱる感じがするのは洗った直後だけで、すぐに元の髪の状態に戻ります。
ただ、石けんを使い始めのころはつっぱり感に悩まされ、クエン酸リンスをしたこともあります。少なめに使ったつもりでしたが、しっかり解消されました。
髪が長い女性の方や髪質が違う方はここまでのコツだけだと満足した結果が得にくいかもしれませんので、そんなときは石けん用のリンスを試してみてください。
まとめ:石けんシャンプーのコツ
今回ご紹介したコツは、
- 事前にお湯をかけ流す
- よく泡立てる
- 中心から外に向かって洗う
- シャワーで丁寧にすすぐ
- リンスをする
の5つです。
まずは4つ目までのコツを意識してやってみて、それでもダメなようなら5つ目のリンスを試してみてください。最初は慣れないので大変だと思いますが、1週間くらい洗い続ければぼーっとしていてもコツを抑えた洗い方ができるようになります。
最後までご覧いただきありがとうございました。